[2022/12/31まで期間限定公開]山本和智・ショウルーム「困った男(ひと)」アーカイブ動画(有料配信)

2022年11月3日に行われた山本和智・ショウルーム「困った男(ひと)」のアーカイブ動画がteketにて2022年12月31日まで期間限定公開中です。

プログラム

峡谷(2009/2014) for Trombone solo
Trb.: 村田 厚生

Pentaphony (2016) for Left hand(Right hand of never touch the keys and both legs)
Pf.: 加藤 真一郎

Dual aurora (2017)
A-fl.: 内山 貴博 Vc.: 北嶋 愛季

Quartides (2016)
B-fl.: 内山 貴博 B-Cl.: 西村 薫 Perc.: 篠田 浩美 Vc.: 北嶋 愛季 Cond.: 浦部 雪

トーク: 山本和智と眞崎光司の対談

『ヴァーチャリティの平原』 間奏曲
Planumus contra planum (2021)
for fixed media

『ヴァーチャリティの平原』 第2部
i) 銀灰色譜 (2018)
笙:中村 華子 B-fl.: 内山 貴博 B-Cl.: 西村 薫 Trb.: 村田 厚生 Perc.: 篠田 浩美、西岡 まり子 E-gt.: 山田 岳 Cb.: 篠崎 和紀 Cond.: 浦部 雪

Irradiance (2016) for Clarinet and 7 players
Solo cl.: 西村 薫
Fl.: 内山 貴博 Bsn.: 中田 小弥香 Hrn: 平本 彩 Perc.: 西岡 まり子 Pf.: 加藤 真一郎 Va.: 白小路 紗季 Cb.: 篠崎 和紀 Cond.: 浦部 雪

出演者

村田厚生(トロンボーン)
加藤真一郎(ピアノ)
北嶋愛季(チェロ)
内山貴博(フルート)
西村 薫(クラリネット)
篠田浩美(打楽器)
西岡まり子(打楽器)
中村華子(笙)
山田岳(エレクトリック・ギター)
中田小弥香(ファゴット)
平本 彩(ホルン)
白小路紗季(ヴィオラ)
篠崎和紀(コントラバス)
浦部 雪(指揮)

眞崎光司(学習環境デザイン研究者)
山本和智(作曲)

【スタッフ】
宣伝美術:森田 さら
題字:もふもふ@手書き文字
映像:入江 充臣
音源制作:井藤 淳
音響・音声収録:五十嵐 優(株式会社Orinas)
撮影・収録:中川 周
制作:鐘ケ江 織代(パレイドリアン)
制作補助:石川 清隆

助成:公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京[スタートアップ助成]、公益財団法人かけはし芸術文化振興財団
協力:株式会社ブルーシート
このコンサートはサントリー芸術財団の推薦コンサートです

主催:パレイドリアン

みどころ

公演1ヶ月前にチケット完売御礼!2022年11月3日(木・祝)に大盛況で幕を閉じた「山本和智・ショウルーム『困った男(ひと)』」を、高音質・高画質でお届けするスペシャルなアーカイブ映像です。

=============
今回取り上げる作品は山本和智が委嘱などお構いなしに、ただ「書きたい」という欲求を優先し作曲された未初演の作品群です。
これらは時に委嘱を断ってまで作曲されたにもかかわらず、後に作曲家の気にそぐわないと見るやあっさり破棄されるという運命を持っています。評価に対して全く無頓着な上、ある意味収入を減らしてまでも書いてしまう山本のこういった行為をはじめ、ある時は会場を糸まみれにしてみたり、謎の電子楽器を作ってみたり、はたまた特殊な音楽祭を開催して大学を挑発してみたりー。

どこまで真面目でどこからが冗談なのか。

こうした山本の来し方を思う時、彼は常に『困った男』なのでした。そしてこれからも困った男であり続けるのでしょう。
そんな困った男が「どういったわけか残したもの」のいくつかをどうぞお楽しみください。

関連記事