Event | 川島素晴『インヴェンション』全曲演奏会 |
Date & Time | 2022/12/28 (水) 19:00 start (18:30 open) |
Location | たましんRISURU小ホール |
Ticket | 料金 一般3000円 学生2000円 予約 ・たましんRISURUホール 窓口(電話予約不可・現金のみ) ・カンフェティ(http://confetti-web.com/kondorabass/) |
Detail | 2022年に生誕50年のアニバーサリーを迎えた川島素晴(作曲家・肉体奏者・法螺貝奏者・100均グッズ奏者)が、東京藝術大学在学時より長年取り組み続けている「日本語における発話と音楽の関係」の探究作品である『インヴェンション』シリーズ全9作を一挙上演! 曽我部清典(トランペット)、松平敬(バリトン・声)、神田佳子(打楽器)をはじめとした川島素晴の創作を支え続ける現代音楽界のスペシャリスト達が一堂に集い、約30年の創作の軌跡を辿る。 ーー川島素晴よりーー 私はこれまで、発話と音楽の問題に様々な形で取り組んできた。その中でも「インヴェンション」のシリーズは、日本語の発話と器楽の関係を様々な観点で探るシリーズとなっている。 《インヴェンションI》「は」が様々な漢字で示され様々な意味を持つ 《インヴェンションII》単語の羅列で日本語の抑揚と旋律の関係を考察 《インヴェンションIII》様々な発話のシチュエーションとその模倣 《インヴェンションIV》楽器の音を日本語的オノマトペで示す 《インヴェンションV》シラブルを楽器が模倣して徐々に語彙を得る 《インヴェンションVI》Vと同様だがそれを打楽器奏者一人が担う 《インヴェンションVII》演奏の様子を示す文章を単語ごとに攪拌 《インヴェンションVIII》モノと名称の関係と、その異化 《インヴェンションIX》抑揚の拡大・縮小の可能性 1994年以来継続し、2022年の2作品を含む全9曲を一挙上演する。 きっかけは、近藤聖也さんがコントラバスを含む《IV》の再演を計画したことに始まる。「生誕50年でもあるし、いっそ全部やってしまえ」ということで企画して下さったのだが、このシリーズを並べてみたら、図らずも学生時代から現在まで、約30年の創作を回顧する内容となった。言葉と器楽の多種多様な関係性をお楽しみ下さい。 ーーーー 《このコンサートはサントリー芸術財団の推薦コンサートです》 ○日時・会場 2022年12月28日(水) たましんRISURU小ホール ○料金 一般3000円 学生2000円 プログラム ・インヴェンションⅠ(1994)[vo,timp] ・インヴェンションⅡ(1995)[bar,vib] ・インヴェンションⅢ(2004)[bar,trp,talking drum] ・インヴェンションⅣ(2005)[vo,trp,cb] ・インヴェンションⅤc(2006/22)[sop,vib,cl,sax,fg,trp,cb,cond]※ ・インヴェンションⅥ(2018)[perc] ・インヴェンションⅦ(2021)[sop,cl,vib] ・インヴェンションⅧ(2022)[100均グッズ] ・インヴェンションⅨb(2022)[sop,bar,cl,sax,fg,cb,cond]※ ※リダクション版初演 ○出演 川島素晴 工藤あかね(sop) 松平敬(bar) 曽我部清典(tp) 神田佳子(perc) 西村薫(cl) 中川日出鷹(fg) 大石 将紀(sax) 會田瑞樹(vib) 近藤聖也(cb) |